デジタルマーケティングを支える顧客情報基盤の構築

プロジェクトの目的
Purpose
  • 会員制Webサイトを活性化し、マーケティング活動のデジタルシフトを実現する
抱えていた課題
Subject
  • 費用対効果の高い活動をスケールさせたい
  • データに基づいた企画、実行、検証のサイクルを実現したい
効果
Result
  • Webサイトの会員大幅増加を達成
  • DM、Webinarサービスと連携して複数のチャネルからのアプローチを実現
  • データ参照の利便性を高め、社内でのデータ活用を推進
会員制Webサイト再構築
メーカーであるお客様は、会員制のWebサイトを持ち、製品の情報発信をしていました。Webサイト構築から年月が経過しており、マーケティング活動のデジタルシフトを目指し、Webサイトの刷新をするプロジェクトが立ち上がりました。 エイムは、Webサイト本体、情報管理のバックエンドおよび運用機能の開発を担う役割で参画しました。
各種サービスと連携した顧客へのアプローチを実現
初期構築時より、会員情報を外部のサービスと連携することにより、多数のチャネルによるアプローチを効率的に実現する構想のもと、プロジェクトを推進しました。
  • メールマガジン、SNSサービスによる情報発信を行うため、対象サービスに即した名簿の作成・連携を行う。また、情報発信の結果(メッセージ発信・開封などの記録)をフィードバックして会員情報に反映する。
  • Webinar予約を受け付け、視聴情報やコメントの会員情報へのフィードバックを行う。
  • 外部のID管理サービスと連携することで会員登録の敷居を下げる。
  • 会員の行動履歴に基づいて有力なコンテンツ提示を行う。
社内向けサービスを拡充しDXの一翼を担う
会員に向けた発信力を高めることに加えて、集積した情報をお客様が分析し、新たな施策を検討する取り組みにも力を入れています。
  • Webサイト、DM、Webinarなどの利用状況を集積し、Tableau等のBIツールを用いた会員行動の可視化を実現。ダッシュボードによる広範囲な状況のモニタリングから、各営業担当が個別の会員に向けたアプローチを行うための詳細情報まで幅広い情報提供を可能とした。
  • マーケティング活動以外の情報との連携を目指し、データレイクを構築し、社内の各種システムからのデータ集積・活用の取り組みに着手。
今後も社内外に向けたサービス強化を続けていく見込みです。